「紅太陽蓮心」は、辰砂を地に見立て、太陽石を天に見立て、最も陽気で強い力を集め、蓮心を核として心を浄化し、道を観想し、本来の心を守ります。
古来より魔除けの宝石とされてきた辰砂は、血のように赤い炎を放ち、純粋な男性的なエネルギーを宿しています。昇る太陽のように、照らすものすべてを照らし、邪悪を払い、平和を守ります。太陽石は、燃え盛る太陽の精霊のように、温かく燃えるように輝き、身につける人に活力と尽きることのないエネルギーを与え、揺るぎない人生の歩みを確かなものにします。この二つの石が合わさることで、太陽のように輝く守護のバリアが築かれます。
しかし、この珠は強さと獰猛さだけを象徴しているわけではありません。その中心には蓮の心が宿り、清浄と悟りを象徴しています。泥に染まっていない蓮は、澄んだ心、慈悲、そして智慧を象徴しています。燃え盛る太陽の力強いエネルギーを持ちながらも、内なる自己は蓮の心の静寂と清浄さを保ちます。これは「力で身を守り、慈悲で心を修める」という究極の境地です。
「紅太陽蓮心」を身に着けると、まるで手首に太陽の光を抱きしめ、あらゆる憂鬱や災難を払いのけるかのようです。同時に、蓮心の持つ平穏な力は、心を外界の環境に惑わされることなく、澄み切った明晰な状態へと導きます。これは単なるお守りではなく、勇気と慈悲、強さと知恵の調和のとれた一体性を象徴する、精神的なツールでもあります。
